プロが教える自宅でできる無料のマッサージ

国家資格の按摩マッサージ指圧師になって、ずいぶん時間が過ぎました。

「体は部品で作る工業製品じゃない、全体でひとつ」
ふと思いついた結論は信念になり、親が死んで入った保険金を学資に、鍼灸マッサージの専門学校に入学したのは30代半ばです。受験勉強やりました。

専門学校(3年)を卒業しないと国家試験は受験できません。厚生省(今は厚生労働省)からのカリキュラムで、国立○○大学医学部からアルバイトで来てくださる講師の授業が9割です。

国家試験に合格した後は、各都道府県の医療整備課に登録します。

講義が始まると、医師の博識と落ち着きは素晴らしく、すっかり魅せられた私は、個人的にも基礎医学(特に解剖学)をできる限り勉強することにして、直訴しました。「先生」と言う人は「学生」にはやさしいですね。

どなたも即時「OK」でした。ひとつひとつ自分でまとめては質問です。

特に人体発生のメカニズムには夢中になりました。

ひとりで、あるいはクラス仲間と「いつでもいらっしゃい」の声に甘えて、再三医学部にお邪魔しました。

「何を質問してもいい会」「骨の勉強会」「標本を全部見せてもらう会」などを企画しては、お手数、ご迷惑のかけ通しでした。今も感謝しています。

「人の体は生きるためにいじらしいほど努力する」、本当に実感でした。

専門学校は外から見る以上にハードです。

解剖、生理、衛生、診断、病理などの基礎医学に加えて、漢方の理論や、指圧マッサージ按摩の理論や実技にいつも追われています。なぜか体育まで。

夏休みに入って、医師の講義が休みになると、安い宿泊施設を探して、手技の合宿に入ります。朝から晩まで、1年生、2年生合同でイチニ、イチニの指の訓練です。たった一つの楽しみは夜のバーベキューです。

そして、仕事についてから、いつも「介護や育児をする人の健康が大切」と感じてきました。忙しい人の疲労回復こそ根っこです。全てを「愛情」という言葉で覆って、無理や疲労を見えなくすることはとんでもないことです。

そのために「おうちでもマッサージできますよ、指や手が痛くなく、手首、手のひら、親指でちゃんとできますよ」と 声を大にして言いたかったのですが、なかなかチャンスがありませんでした。

疲れたとき、ちょこっと、本当にちょこっとでも、ポイントに手が届いたら「ああ極楽」と言うことになるのですが、なかなかわからないものですね。

できないと思わないでやってみましょう。これならきっと大丈夫という方法を、超簡単にして、イラストを並べました。

100の説明よりイラストを1枚見ればすぐわかるからです。

まず、楽にできる基本手技をうまく使いましょう。見て頂ければわかります。

マッサージの基本手技は、そう多くはありません。

どんなときにどんな順序で、どう組み合わせるかです。神経質にならず、「気持ちいい?」という心が一番大事だと思います。

そして別な角度から見ると、「やってあげる人が辛くない」と言うことが、なによりも、最も大切なことで、それをお伝えするのが私の夢です。

似たような手技が何度も出てきますが、使いやすいように、一つ一つの症状に関して、すべて読み切りにしました。

イラストに下手な字で、本音とポイントの説明をごきごきと書きました。
見苦しいかと思いましたが、声の代わりに文字を書き込みました。

再三出てくる手技は、最重要手技で、応用範囲が広く、効果の大きい手技です。手のひらを中心に、楽にできるように組み合わせてあります。

「くりくりとします」と言う言葉がよく出てきますが、押すだけでなく、指や手のひらで、やさしく気持ちよく、さすったり、もんだりするという意味です。

思った通りに動かして「気持ちいい?」と聞いてくださいね。

曖昧な表現ですが、やってもらう人に気持ちと暖かさが伝わります。だから「くりくり」と表現しました。大ざっぱに説明してありますが、慣れるとだんだんポイントがわかってきます。ぐんと押したらその後、手のひらで暖めてあげたくなります。その気持ちを表したつもりです。

殆どは「てこ」の応用です。腕の角度にも注意してください。まっすぐか直角かが基本です。

ありがたい「手根」と「豆状骨」があります。これはイメージが変わるほど楽にできます。

どれが手根か、どれが豆状骨か、まずたしかめてくださいね。

そして「いつもの運動」は、最初に、やってもらう人がご自分で必ずやって下さいね。腕を回して肩をゆるめ、足を左右に倒して腰をゆるめます。

簡単ですがこれが基本で、やってあげる人が楽になります。痛みの判断にも。

症状ごとのツボも並べました。中国四千年の伝承、ありがたく拝受しましょう。興味のある方はながめてください。友人からも資料をもらいました。

そして、何かを「貼る」時の参考にして下さい。(たとえば千年灸など)

指でさぐってピンときたら、押したりもんだりしてみてください。

また重ねてのお願いですがこのホームページを活用されての結果はいかなる場合もいっさい責任を負いかねます。くれぐれもご自分の判断と責任でお願い致します。
手根骨(しゅこんこつ)と豆状骨(とうじょう


これが手根骨(しゅこんこつ)、黒い部分が豆状骨(とうじょうこつ)

タオルか手ぬぐいを用意して、素肌にあてながらやると楽ですよ。

爪を切って、子どもさんがぶつかってこないようなところでやって下さいね。

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