偏頭痛を解消ずる効果的なマッサージ方法

「根をつめる」作業が続くと「ああ、頭まで痛くなってきた」ということがよくあります。主にストレスによって緊張を強いられた結果です。

首、肩の緊張が頭部に及び、頭の周囲の筋肉が締め付けられて頭痛が起きます。

これが「筋緊張性頭痛」ですが、似た症状に「片頭痛」があります。
よく「頭痛持ち」という言葉を聞きますが、どちらかを指しています。

片頭痛の特徴は月に数回か、年に数回などで、突発的、発作的に起きることが多い。
階段を上るとますますひどくなくなる等、動くと悪化して、日常に影響が出やすい。(寝込みたくなる、休みたくなるほど辛い)
ずきん、ずきんという拍動を伴う痛みで、片側とは限らない。吐き気を伴うことが多く、女性に多い病気。(男性の約4倍)
入浴、マッサージなどで痛みが大きくなる場合がある。

筋緊張性頭痛の特徴はいつとはなしに起こり、だらだらと持続する。(片頭痛と反対)
仕事のストレスや、姿勢による疲労が原因となり、年齢や性別に関係なく、頭痛の約7割を占める。

日常への影響はあまり大きくないが片頭痛に移行することもある。
マッサージ、温熱療法、体操などが症状の改善につながる。
顎関節症、鎮痛剤の使い過ぎも慢性化する一因になる。

注意して頂きたいのは、親しくない人の場合、片頭痛か、単なる疲労による筋緊張性頭痛なのかがわからない場合は、頭部を直接マッサージするのはやめたほうがいいと言うことです。

今回は筋緊張性頭痛のマッサージだけをとりあげます。

頭痛は、殆どの場合、肩こりといっしょの場合が多く、腕、肩、首を先にゆるめて、その後で頭部にさわると、刺激が強過ぎず、効果が長続きします。
腕、背中、腰を最初にゆるめます。大ざっぱでかまいません。

ポイントはパンパンに張っている肩や首に急にさわらないことです。

~~ふたりでやるとできること~~

いつもの運動をします。

1.横になって、上の腕を「つかんで離し、つかんで離し」でゆるめ、肩甲骨の周囲と、できれば、背すじもこりこりとします。


2.首の付け根と肩甲骨の角を結ぶ線を、両手の親指を揃えて、上に向かって指を動かしながら、往復します。
上の腕は枕のような支えに乗せておきます。


どうしてもやりにくかったら、頭の方へ回って肩の筋肉をはさむようにして、ゆるめてもいいのですが痛くない範囲でお願いします。



4.左右終わったら、うつぶせになり、やってあげる人は、頭の方に立って、反対の手で(交差させる)、首の付け根から、頭の付け根までこりこりとなぞります。2~回往復します。



5.このまま両手で、後頭骨下縁(頭の付け根)をゆっくりとなぞり、頭頂へ向かって、髪の中までゆっくりとゆるめます。



6.上を向き、てっぺんの百会(ひゃくえ)というツボを親指でなぞります。さらに、頭痛のツボのいくつかを、押したり、くりくりしたりします。親指や、それ以外の4指を、症状に合わせて使います。




ツボのイラストは最重要穴だけを入れました。もっとあります。
ツボのそばに、(前頭)とか(かぜ)とか入っているのは、特に効果があるとされる症状です。しかし、頭痛の症状は本人だけのものでありやってみて本人が希望する気持ちのいいことだけにします。

押しつけは厳禁です。特に首から上は過敏ですから慎重にお願いします。
手と足から、全身のツボも入っているのは、上半身だけに刺激が集中するのを防いでバランスを取るためで、漢方とマッサージの共通認識です。

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