不眠、かんしゃく、鬱、ヒステリー、小児熱、夜泣き、ノイローゼに効果的なツボ





ツボの流れの主な道(経絡)は12経、それに督脈、任脈の奇脈2経を加えて14経と言います。

ぽつん、ぽつんとツボの名前だけを聞いていると、すぐにはどの経の所属がわかりません。

またマッサージは、筋肉の疲労、骨格とのバランスを中心に疲労回復を目的とする場合は、解剖学の知識を中心に手技を組み立てることが多いですが、内容は治療師それぞれの判断です。

国家試験に合格した後は、マッサージ師が自分の判断で手技を組み立てます。これは、誰も干渉はできないと同時に全責任を自分で負います。

しかし、精神状態や、感受性が大きく関わる症状は、当然、解剖学や手技の組み立てだけでは解決しないことが殆どです。

神経の興奮が関わっている症状に大きく関わるツボは、「督脈・とくみゃく」と言う、背骨の上を走る経絡に多く並びます。

また、体の前面正中を走る「任脈・にんみゃく」は、消化器系、生殖器系の症状に用いることが多いのですが、「督脈」と「任脈」は 背骨をはさむ表裏の関係にあって、いっしょに用いることが多く、やはり精神状態と関連する症状にも多く出てきます。最初に、督脈、任脈を見て下さいね。

解剖学的なあれこれより、中国四千年の伝承です。

お役に立つこともあるかと思うので、デリケートな症状と、任脈、督脈のツボがどう関連しているかながめてくださいね。

これらの症状の特徴は大きく2つあります。
1.骨格と筋肉のバランスと直接は関係をもたないこと
2.個人の内面の感受性や、ストレスとの関係が大きく、外から他人が把握できないこと、です。

この症状は「安らぐ、ほっとする」というお手伝いが主です。

体を温めながら、背中や肩、足の裏やふくらはぎなど、やってもらう人が気持ちがいいなあという部分を、静かにくり返します。

気持ちのいいところを手でさする、一定のリズムでさする、こうしているととろとろと眠りやすくなります。

千年灸を並べるのが好きならそれもいいし、タオルで大きく体をくるんで背中をさすると安らぐ人も多いですね。本当にそれぞれです。

市販の円皮鍼を使う方は、あらゆる点でくれぐれもご注意ください。

本当にあらゆる点でご注意くださいね。消毒、大きさ、時間、用いる場所、刺激量、刺し方、方向など、本来は相当な知識の基にプロがやることです。

これらのデリケートな症状は、不眠と同時に起きやすいことも特徴です。

ゆっくり眠って、まず、落ち着いてもらうためには、眠ってしまってもかまわない状態で始めることも大切です。

明るすぎない照明と、そのまま落ち着いていられる場所は大事です。

不眠、かんしゃく、鬱、ヒステリー、小児熱、夜泣き、ノイローゼ、これらの症状に、督脈、任脈のツボが多く用いられるという共通点があることがおわかり頂けると思います。

赤ちゃんでも大人でも、思わず背中をさすってしまいますね。

これは、人が安らぐところであることを本能的に知っていて、理屈なしに手を当てる、人間のいたわりの原点だろうと思います。やさしく、温かい手でさわって下さいね。

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