老化防止の表情筋がある顔面のマッサージ方法

顔の表情を作るのは、よくテレビなどの「老け顔の予防」に出てくる、表情筋と呼ばれる小さな顔の筋肉群です

主に頭蓋骨と顔面に起始と停止を持ち、7番目の脳神経の「顔面神経」が支配して、表情を作ります。
主な表情筋

主にあげてみても
後頭前頭筋・・・眉を上げて額に横皺をつくる
眼輪筋・・・目を閉じる、眉を下げる、涙を吸い込ませる
眉毛下制筋・・・眉頭部を下にひく
皺眉筋・・・眉の間に縦のヒダをつくる
鼻根筋・・・鼻根の皮膚に横ヒダをつくる
口輪筋・・・口を閉じる、口をとがらせる
大頬骨筋・・・口角を外上方にひきあげる
広頚筋・・・首に皺をよらせたり張ったりする
笑 筋・・・えくぼをつくる
このようにたくさんあります。

僧帽筋や胸鎖乳突筋のように大きな筋と重なったりすぐそばにいたりしても、神経も働きも全く別なのです。

しかし顔面神経(7番めの脳神経)が茎乳突孔という頭蓋骨の穴から出てくることと、大きな血管とリンパが首に向かうことを意識して、マッサージの範囲を顔だけにしないことがポイントです。

頭、首からの静脈は、内頚静脈が大きいのですが、胸鎖乳突筋がこれを守る形になって、静脈はこの筋肉の下にあり、さらに腕頭骨静脈となって上大静脈と合流して心臓に戻ります。

リンパの大きな本管である「胸管」は左鎖骨の近くにあり、上大静脈に注ぎます。

ここは「欠盆」という大きなツボと重なります。

思い出したらさわってください。リンパの総元締めです。

「脳神経」とは、背骨に入らず、頭蓋骨の穴から直接出て来る神経で、12対あります。

顔の動きは顔面神経、顔の知覚は三叉視神経が支配します。
顔面神経は運動だけの神経です。

したがって顔面神経痛という病名は無いのです。
痛みを感ずるのは5番目の脳神経三叉神経です。

静脈やリンパは表層にあります。
そのため、刺激は静かに、滑らかに指が動くようにオイル(乳液でも)やクリームなどを用いて、心臓に向う(求心性)方向の刺激になります。

顔が気になる方は、基本だけは書いておきますが、美容としてはあまり手がけていないので参考程度にして下さいね。

首に頭が乗っかっています。
首の周囲(頭の付け根)もゆるめましょう。

~~ふたりでやるとできること~~

いつもの運動をします。
1.いつもの運動をして、あおむけになり、腕を「つかんで離し」「つかんで離し」を2~3往復します。むくみを腕へ誘導するためです。

2.横向きに寝て、首(胸鎖乳突筋を中心に)ゆっくりと静かに、肩から頭へ向かって、手のひらか親指以外の4指でなぞり、頭と首の境から、頭も気持ちのいい範囲で、丁寧にくりくりします。
☆これは、首の筋肉をゆるめ、頭の付け根をゆるめるためです。

3.あおむけになって、耳の後ろをゆっくりさすり、指を顔面に持ってきます。

4.ここで、顔面をマッサージします。
顔面マッサージの手順
※顔面は口の動きの影響も大きく下に引っ張られがちです。外側へ向かってくりくりとします。親指で押しても四指でなぞっても自由です。方向が大事。


顔面に蒸しタオルを当てて、乳液を使えればベターですが、なくても効果はあります。
マンガチックなイラストを入れました。顔面筋の流れに逆らわず大ざっぱな指の方向を決めて少しくり返します。指の腹の部分を使って、くるくると回すようにするとより効果的です。

痛みがなければ、目の周囲の骨などを少し押し気味にします。

血圧の高い人には決して眼球を押さないこと・・医師からの注意

筋肉の筋繊維の流れにそって顔面をマッサージしますが、目の周囲や耳の周囲などを疲れによって追加します。

顔面を支配する知覚の神経は三叉神経です。顔面神経は運動だけです。
顔を3方向(上、中、下)からマッサージするのはこういう効果も入ります。

ここからはひとりでやります。やりやすいからです。
5.反対側の手を胸鎖乳突筋にあてて、鎖骨まで、下に向かって4指でマッサージをします。
☆これは下にある上大静脈の流れをよくするためです。
2とは向きが逆です。

6.鎖骨のくぼみをゆっくりとさすります。リンパ本管は最後に鎖骨の上あたりに開き、上大静脈と合流して心臓へ戻ります。
顔のツボをアバウト描きました。むくみは欠盆が特効穴と言われます。
顔面にあるツボ



顔に「激烈」な痛みが走った場合、三叉神経痛であることが多いのですが、医師の話を聞いたことがあるので書いておきます。

殆どの場合、「鎮痛剤」は殆ど効かないそうです。
駆け込んだ医院で、医師が「てんかん」の薬が効くと知っているようなら信頼して大丈夫だそうです。

耳の後ろの太い血管が「瘤」を持っている場合に、それが三叉神経の神経根を圧迫していることが多く、耳の後ろを「五百円硬大」に切開して、圧迫の原因を取り除くのだそうです。

ウソのように痛みが消えるそうです。
スライドで「現場」を見せて頂きました。

外科手術の明快さ、現代医学の威力と恩恵を、目の前で、まざまざと見せられる思いがしました。

昔の人はこういう点でも辛いことや、我慢が多かったと思います。
痛みをなんとかしてくれる現代医学はやっぱり大好きです。痛みを取り除きそれから冷静に今後の健康を考えられますね。

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