肺活量が増加する呼吸筋のマッサージ方法

案外知られていないのが、「肺」は自分では動かない肺胞の集まりだということです。

心臓と違い、気管から続いた(肺胞)の集まりが、肋骨が作る「胸郭」という篭の中に入っていて、肋骨の上げ、下げで、強制的に空気を吸わされる、そして吐き出させられる、というのが呼吸の仕組みです。

アコーディオンを連想してしまいます。

当然、胸郭の中には、呼吸で肺が拡大、収縮する分の空間があります。

絶対に外界と接触を持たない「生理学的死腔」という空間です。

そして空気を吸ったとき横隔膜が下がるほど大きい息になります。

これが腹式呼吸であり、肺活量とは思い切り吸って、思い切り吐いた空気の容量です。

胸と背中の筋肉は、2~3層に重なっていて、表層筋は腕の運動と関連し、呼吸筋は深層筋になります。



肋骨挙筋、外肋間筋、内肋間筋、最内肋間筋、肋下筋、などがあり肋骨の間に張ったような形になります。まとめて呼吸筋と呼ばれています。

横隔膜は円蓋の形の、おなかと胸を分ける筋肉で呼吸筋です。

大動脈裂孔、大静脈裂孔、食道裂孔という穴があいています。

横隔膜の上には心臓、肺、気管などがあり、横隔膜の下には左に胃、右に肝臓があります。

「ひとりでやれること」は、背中の筋肉をゆるめると同時に、呼吸が楽になります。見た感じはお猿のまねのようでカッコ悪いのですが、思ったより効果があります。古座布団捨てないで使ってくださいね。これは私が自分のために考えた方法で、テレビの前でやっています。大好きです。


~~ふたりでやるとできること~~
いつもの運動をします。

1. やってもらう人は上向きに寝ます。

2.やってあげる人は、やってもらう人の腕を体から離すように広げて、腕の付け根から、胸のあたりの大きく張った感じの筋肉(大胸筋)を静かに押し、腕を手首に向って「つかんで離し、つかんで離し」をゆっくりと2~3回くり返します。



3.横向きになって腕を背中に回し、肩甲骨の間を親指で、くりくりしてゆるめます。



4.上向きになって、やってあげる人は頭の方に回り、両手で大胸筋を静かに広げるように押します。

予告してから、強すぎないように肩を左右交互に、くにくにゃくにゃと押し下げるように動かし、もう一度大胸筋を広げます。


静かに腕を「バンザイ」のように引っ張り、脇の下から、腕の内側と手のひらを合わせるようにして、押しながら手首へ向って広げます。



~~ひとりでやれること~~

1.上向きに寝て、背中の肩甲骨の下あたり(気持ちのいいところ)に古い座布団のような、(手応えがあってもあまり固くない)ものを入れます。背すじにこりこりと当たるように調整します。

2.深呼吸をして、手を、柏手を打つような感じ(シンバルを打つような感じ)で、ぱちぱちと、大きく合わせるように動かします。

3.座布団を背中から腰へ少しずつ移動させながら、こりこりと背中を動かします。固いところがよくわかりますから、多めにします。

4.それぞれ反対側の手を胸に回して、大胸筋を手のひらでゆるめます

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