足の長さが違うのはなぜ?ぎっくり腰の原因は?腰の構造について知ろう

まずイラストを見てください。これが簡単に描いた腰の構造上の画像です。
腰の構造


少し長い説明になりますが基礎ですから、なるべく読んでくださいね。

大腰筋・・・・建物の壁に「はすかい」が入っているように骨盤の内側にこの筋肉があります。骨盤の内側で内臓の下と言うことは直接触ることは出来ないのです。ウエストのあたりから出て大腿骨の内側(小転子・・しょうてんし)に止まります。
これが腰をねじると足もねじれる仕組みです。

仙腸関節・・・骨盤はいくつかの骨の集合体で、関節面が多いのですが、「手を腰に」という動作で触るのは腸骨です。背骨の下で、お尻のぺたんこの三角の骨、これが仙骨です。
仙骨と腸骨の合わさり目を「仙腸関節」と言います。

左右2カ所ありますが同じ高さの人は滅多にいません。

この左右の仙腸関節の、どちらかが「右上がり」、または「左上がり」になっている小さな差が、その人の骨格の個性となります。

これによって、姿勢や、2本足歩行の疲れ方等が殆ど決まります。よく足の長さがちがうなどと言いますが、この仙腸関節の左右差が主な原因です。

背骨は小さい骨が数珠のようにつながったような構成なので、骨盤のゆがみを受けて、カーブを変えながらも頭を乗せて立ち上がり、2本足歩行ができるのです。

そして最終的に「肩」という、「固有の骨を持たない空間」が、背骨のカーブの変化やゆがみを吸収して、「肩こり」という症状を出しながらも、2本足歩行を基盤とした日常生活を維持できるのです。

股関節・・・大腿骨が骨盤とつながる(足の付け根)部分です。

気をつけ!の姿勢で手を置くのは「大転子」という部分です。

まとめるとこうなります。
☆体をねじると言うことは、大腰筋に代表される骨盤の内側の筋群が、背骨を中心にねじれると言うことです。

☆「ぎっくり腰」というのは、殆どの場合、この部分が捻挫を起こした状態を言います。本当は「腰筋捻挫」と言います。大腰筋が硬直して、腰がロック状態になります。

☆仙腸関節の左右差によって、大腰筋にかかる体重の負担がアンバランスになり、負担の大きい方の疲れが大きくなります。そしてはずみで捻挫をおこします。いつも同じところが「ぎっくり腰」を起こす原因はこれです。

☆大腰筋が着くのは「小転子」ですが、大腰筋が骨盤とつながるこの部分をゆるめ、動かすことで、結果として大腰筋がゆるみます。

股関節を回す運動はこれが目的です。

大腰筋は骨盤の内側に着き、その上には内臓があるという構造なので外からの刺激は、ここからしか、大腰筋に伝わりません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ